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アーティストなら知っておきたい8つのこと1/8

更新日:2020年2月3日


 この記事は、タイトルありきで考えて見たんですが、なかなか難しい。でも頑張って書いて見ようと思います。おデッサンの森ではデッサンメインの部活なのでデッサンにおいて知っておくべきこととして、考えて見ようと思います。


 まず考えるべきは、支持体と描画材でしょうか。支持体とは、絵を描く時の面です。ほかに下地、表面またはキャンバス地などのことを指します。この場合でいえば、画用紙のことですね。普段、おデッサンの森では、サンフラワーM画紙を使っているのですが、表面には一定の凹凸があります。これを描画材である鉛筆を使い、凹凸を潰したり、テカテカさせたり、ザラザラさせたりして、マチエールを作っていきます。マチエールとは、簡単に言えば絵の質感です。マテリアルですね。油絵やアクリル画ならまだしも鉛筆デッサンでマチエールを作るなんて何言っちゃってるのと思われるかもしれません。


 デッサンの場合も、この立体的なマチエールが、絵画におけるイリュージョンに多大な影響を及ぼします。イリュージョンは手品ではなく、誤解を恐れず簡単に言ってしまうとリアルに描くと言うこと、鑑賞者に現実を見ているような錯覚を起こさせることを言います。デッサンをする人は、対象をよく観察するだけではなく、画面にイリュージョンを起こさなくてはなりません。そのためには、見た通りに描くだけでは、不十分です。人の目を騙す為の仕掛けが必要なんです。2Dの絵をまるで3Dのように見せる。人の目を脳を騙さなくてはならないわけです。


 でも、初めからこのようなことを考えているとなかなか描けませんよね。でも上手い人はこのことをよく理解しています。もし、時間をかけてゆっくりとデッサンをする機会があれば、ちょっと意識して見てください。


 タイトルに8つと書いてあるのに・・・全然足りませんね。残りは次回に書きます。少々お待ちください。


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