デッサンに最も大切なこと
- おデ森
- 2020年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年1月20日
デッサンを描く上で大切なことは、いくつもありますが、その中で私が大切だと思ういくつかのおことを紹介します。まず、よく「見る」ということが大切だということです。何にもましてそれが大前提となります。見ていなければ描けませんし、描けたとしてもすぐにばれてしまいます。単純に考えても見ていなければ描けないのだから、そんなわかりきったこと書く必要があるのかと思った人がいたら、ここからよく聞いてください、いや読んでください。
私たちは思っている以上に物を見ていないんです。彼女が髪形を変えたことに気が付かない男子だけでなく、みんな見たいと思ったものしか見ていないし、なんなら見ていないものは、脳が勝手に補正します。なのでだまし絵や錯視、ひいてはすりが横行するんですね。ちょっと飛躍しました。まあ、何が言いたいかと言えば、みんな見ているようで見ていないし、見ていたとしても思い込みで見ているものをゆがめているということ。
では、どのように見ればいいのでしょうか。それは、簡単に言えば訓練するしかないんです。なんども描いて見ることになれる。見るということがどういうことなのか体験するんです。
今までデッサンを描いたことがあるけど、そんな簡単にいけば苦労しないよと思う人もいると思います。そんな人のために私がよくやってもらうのは「ベティ・エドワーズ」っていうアメリカの美術教育者がやっている訓練です。これすごくて、見るということがどういうことかということを分かりやすく体系化して、体験できる訓練なんです。もうどうしようもなく絵が苦手だよって学生がいたら、一度来てみてください。一から丁寧に教えますよ。

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